【xcoin】竹田恒泰氏のステーブルコインの中身

仮想通貨

旧皇族でテレビなどでも有名な竹田恒泰氏が2019年12月11日に国産のステーブルコイン【xcoin(エクスコイン)】を発行すると公表しました。

既になるEXコインと名前が似ていますが全くの別物です。

xcoinの特徴

xcoinの特徴は以下の通りです。

  • 世界156通貨とペッグされたステーブルコイン(1xcoin=1円など固定される仮想通貨)
  • 交換された現金の50%は法務局(日本政府)に預けられる
  • 残りの50%は現金、銀行預金で保管し公表する(国債での保管は検討中)
  • 送金手数料は国内、海外関らず無料
  • 交換手数料は最大2%、概ね1%以下
  • イーサリアムブロックチェーンで動きプライベートネットワークを組んでいる
  • xcoinが盗まれても取戻せる可能性がある
  • スマホがあればどこでも使える
  • 専用のウォレット「xウォレット」がある
  • 200万円相当の現金を払戻す時には本人確認が必要
  • 送金スピードは4秒
  • 0.000000…のようなマイクロペイメントにも対応
12/11、13:00日本発ステーブルコイン「xcoin」リリース発表会見生中継!|【公式】竹田恒泰チャンネル

世界156通貨と交換できるステーブルコイン

世界には159種類の法定通貨があります。xcoinはその中の156通貨と交換することができます。

交換できない3通貨は

  • 北朝鮮ウォン
  • イランディナール
  • ベネゼエラボリバル

です。

マネーロンダリング関係で北朝鮮ウォンとイランディナールは外しており、ベネゼエラボリバルも昨年インフレ率100万%超えたので、さすがに交換して紙くずになったら困るので外しています。

世界初の政府にお金を預けるステーブルコイン

これまでステーブルコインで政府にお金を預けたものはありませんでした。

竹田氏はステーブルコインは信頼が大切ということで政府に預けることにしました。

ただ利用者としては国に預けられているので、他の仮想通貨やステーブルコインよりは信頼度は高いと思います。

また仮想通貨でステーブルコインといえばテザーが有名ですが、テザーは交換したドルを関連会社の運営に使ってしまい裁判にまで発展し、どんどん信頼を失っています。

xcoinはこういった問題をある程度クリアしているといえます。

テザー問題の詳細はこちら

残り50%の管理方法

xcoinと交換した現金は50%を法務局に預けますが、残りの50%は現金および銀行預金で保管します。

国債でも保管するか検討中だそうですが、損失が出るかもしれないため前向きではないそうです。

送金手数料0円、交換手数料1~2%(銀行以下)

xcoinは国内海外問わず送金手数料は0円(無料)です。

xウォレット内で両替する場合はMAX2%、概ね1%以下になるよう設定しています。

これは銀行よりも安いのでどこで両替するよりもxウォレット内で両替するほうが安いように作られています。

xcoinが盗まれても取戻せる可能性がある

既存の仮想通貨の大きな問題点として、盗まれた仮想通貨は取り戻せないという問題があります。

しかしxcoinはプライベートネットワークを構築しているため、怪しい口座は直ちに停止することができます。

エクスチェンジャーズが現金を保有しているため、仮にxcoinを盗んだとしてもすぐに口座が凍結されれば現金に替えることはできません。

よって裁判などを経て取戻せる可能性があるということです。

マネーロンダリング対策も重視

xcoinは元々、竹田恒泰氏が両替商を営んでいた延長で生れた仮想通貨(暗号通貨)です。

両替商を運営する過程で「犯罪収益移転防止法」「外国為替法」などに遵守した形で行ってきたのでxcoinでもそれを遵守した形で運営していきます。

具体的には法令に従い200万円以上の現金を払い出す時は必ず本人確認を行います

金額だけでなく、疑わしい取引や同種の取引と著しく異なった取引、ハイリスク取引には法令に従い確認します。

暗号通貨どうしの交換は世界共通の基準があり、ひとまず香港の法令に従って14,000USドルまでを交換上限とします。

ただこの上限内で交換を繰り返す人はアラートであぶり出して本人確認を求めます。

暗号通貨の送金も香港の法令に従います。本人確認のいらないレベルは約1,000USドルです。

ただし本人確認(KYC)を済ませるとそれ以上の交換や送金が可能 となります。

xcoinは法律をクリアしているのか?

結論から言うとxcoinは日本国内の法的な問題をクリアしています。

xcoinは法的には前払式決済手段、つまり電子マネー扱いです。

先程xcoinは50%を法務局に預けると言いましたが、これは電子マネーは法務局に50%を預けることが法律で決まっているためです。xcoinはそれを遵守した形です。

またxcoinは株式会社エクスコインが発行し、両替業を行っているエクスチェンジャーズという別会社がxcoinと現金の交換業務を行います。

つまり現金でxcoinという電子マネーを買う、あるいは電子マネーで現金を買い戻すという形をとることで法律の問題をクリアしています。

xcoinとEXコインの違い

以上をみる限り既存の仮想通貨の中ではかなり進化した通貨であることは間違いないですね。

ステーブルコインとして間違いなく世界最強です。

そして竹田恒泰氏のビジネスセンスも凄いですし、156もの通貨とペッグしたステーブルコインなんて聞いたことありません。

本当に日本が世界で活躍するために尽力されているお方だと改めて感じました。

ただし同じ国産のデジタル通貨であるEXコインとスペックで比較するとやや見劣りする面があります。少しだけ紹介します。

投資的価値がない

xcoinもEXコインも価値の保全というメリットがありますが、中身は大きく異なります。

これはステーブルコインなので仕方ないのですが、xcoinには法定通貨とペッグされているため1xcoin=1円など固定されています。

対してEXコインはステーブルコインの機能も持たせつつ投資の要素も取り入れています。

EXコインは購入価格の50%以下にならない設計になっています。50%付近で買いオペが発生するからです。EXコインを売った通貨を100%保有しているのでそれを原資にして買いオペを行います。

50%以下にならないということは大きな下落が起きにくく、万が一下落したとしても買いオペがあることをホルダーは知っているので一斉に買いに走ります。

特に世界のAIトレーダーや投資のプロは買いに走ります。価値が0にならない金融商品はEXコイン以外にありませんから。

これは投資の神様ウォーレン・バフェットと同じ手法です。彼も自社株の買いオペを宣言し、株価の下落を抑えています。

よってEXコインの価格は上がる一方、という画期的な設計になっています。

ちなみにEXコインは日本で特許取得済みです。日本政府も開発者を読んで話を聞いているので存在を認識ています。

これは僕の想像ですが、おそらく竹田氏も認識しています。中身がEXコインに似ているからです。

xcoinは短期的には送金手段として活躍しそうですが、資産価値が増える通貨と増えない通貨ではあなたはどちらが良いですか?

①100%担保されるとは言えない

まず政府に預ける分は良いとして(厳密にはリスクがありますが)、政府に預けない50%の通貨を現金や銀行預金で持つのはリスクとコストがかかります。

保管の状況を常に情報公開する点は素晴らしいのですが、会見の質問でも出ていた通り銀行が潰れたらどうするのでしょうか?

また現金で持つということはそこにコストがかかります。

維持管理運搬のコストが発生します。

それを払うのは利用者、あるいは交換した通貨を運用して得られた資金ということになるかもしれません。

国債で運用するなんてとんでもない。損が出たら誰が払うんですか?

EXコインはデジタル中央銀行というデジタルの世界でAIが100%保管しています。これは管理者でもいじれない設計になってます。

現金のようなコストはほぼかかりません。消費電力も電球70個分で世界の1/3の通貨取引量をまかなえるほどローコストです。

そう、皆さんが毎日使っているSuica(フェリカ)の技術なので省エネなのは当然です。Suicaは微弱な電力で動いていますからね。

セキュリティや盗難対策はEXコインが有利

既存の仮想通貨と比べ得てxcoinは盗まれたら取り戻せる可能性が高いわけですが、盗まれないためにセキュリティを軍事レベルにしかつ盗まれた場合も取り戻せるEXコインの方が有利です。

EXコインは既に発展途上国と導入に向けた話し合いが進んでいる

まだ具体的な発表はされていませんが、EXコインは7~8カ国の発展途上国と導入に向けた話し合いが進んでいます。

実際にネパールでのインタビュー(youtube)や週刊エコノミスト2019年11月12日号で取り上げられています。

EXコインについてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

xcoinにまつわる細かいメモ

とりあえず発表された内容をメモったので載せておきます。

・開発者は竹田恒泰氏(旧皇族)
・両替商を3~4年やっている。名前はエクスチェンジャーズ。国内は札幌から福岡、海外は香港に店舗がある。
・取扱っている法定通貨は156通貨で国内1位。世界でもおそらく1位(成田空港の34通貨が国内2位)
・エクスチェンジャーズの有人店舗で扱える
・2020東京オリンピックに向けて始めた
・ドルはそうでもないが、香港ドルやフィリピンペソは約20%の両替手数料を取る。主要銀行では取扱いがない状況。
・エクスチェンジャーズは香港ドルで3.8~4%、フィリピンペソで5.2~6%。他社と比べて常にベストレートになるようにしている
・こうした通貨を扱う事業をしているため、仮想通貨には前々から注目していて、今回のXcoinに繋がった
・仮想通貨の問題は価格が安定しない点
・xcoinという会社はステーブルコインを発行する会社。日本国内で発行する。
・資金決済法によると通貨建ての資産は仮想通貨から外されると条文に書かれている。前払式決済手段、つまり電子マネーは外される。
・私達はこの金融庁の方針に従い、xcoinを前払式決済手段として発行する。
・前払式決済手段になると発行残高の半分は法務局に供託することになっている。法務局は政府の管轄。
・政府に発行残高の半額が預託されるステーブルコインは世界初
・既存の仮想通貨のように一般企業が全て保管するといった仕組みよりは信頼度が高いのではないか
・しかも前払式決済手段というものは財務省に登録することになっているから、政府に登録されるステーブルコインは私の知る限りでは世界初ではないかと思う
・ビジネススキームはxcoinの発行、現物通貨の保管、xcoinの償却の3つ
・xcoin社は中央銀行のような存在、エクスチェンジャーズは売買および交換を担当する、というように会社を2つに分けている
・売買や交換は国によって法律がかなり違うので、今後海外に進出する際には現地法人を立ち上げて現地の法律に従って売買や交換をしていく
・例えばエクスチェンジャーズは本拠地は香港、日本では日本法人を立てている。日本での交換は日本法人のエクスチェンジャーズが行う。香港での交換はエクスチェンジャーズ香港リミテッドが行う。
・エクスチェンジャーズ香港リミテッドは香港での金融サービスの免許を取得済み。MSOライセンス(マネーサービスオペレーション)。香港での両替、送金の資格を持っている会社。
・専用ウォレットを出す予定で、世界版は香港から出す。
・日本版はまだ資格がないため出せない。現在、日本で資金移動業の資格取得を進めている。取得できたら日本語版のウォレットを出す予定
・xcoinの発行を行うのはxcoin社、交換や売買はエクスチェンジャーズ。
・ステーブルコイン(xcoin)はあくまでも手段。実態は両替商が発行する前払式決済手段。つまりxcoinという会社は両替商を営んでいるから、各国通貨という商品と交換することができる前払式決済手段(プリペイドマネー)ということになる。
・だから日本円に関しては資金移動業の資格を取得してからしかできない。それまでは外貨との交換のみ
・xcoinを発行したら現金は全額保管。別管理で保管。50%は法務局に供託。それ以外は現金、現金預金、国債は検討中、そのような安全な形で保有する
・そして保有状況は公表していく
・xcoinは外貨を渡したら償却する(つまりxcoinは増えない)
・今後はアジア、米国、EUなど海外にエクスチェンジャーズをどんどん展開していく。エクスチェンジャーズに行けば通貨と交換してくれるし、xcoinと交換できる
・店舗からするとクレジットカードや何とかPayだと手数料が発生する。xcoinは手数料は0という利点がある
・そしてxcoinはアプリをダウンロードするだけで使える。代理店契約などの手間はいらない
・私達は今後アフリカに広めていきたい。アフリカには約12億人の銀行口座を持たない人がいる。全アフリカ通貨も取扱っている
・xcoinはスマホさえあれば使える
・0.0000000などのマイクロペイメントにも対応しているから1円2円の決済でもできるからクレジットカードよりも使い勝手が良いのではないか
・ウォレット間であれば送金スピードは4秒
・送金手数料は0円、国境をまたいでも0円
・価値の貯蔵に関してはxcoinは100%価値を担保されたステーブルコインなのでいつでも現金化できる
・2020年春には金(Gold)とペッグするxgoldを出したいと思っている。xgoldを店頭に持ってきれくれれば金の延べ棒と交換するということ
・競馬馬や不動産などをICOして販売することも考えている
・金融プラットフォームを目指す。金融界のAmazonを目指す
・システムは標準ERC20仕様、イーサリアムブロックチェーンで動きプライベートネットワークを組んでいる。これは4秒間隔で生成されるので、基本的に4秒以内で着金する
・買戻し価格は常に同価格。1xcoin=1円、1xcoin=1ドル。常に自社で同価で買って同価で売り続けるからできる。他社で売り買いするわけではないから同価での交換が可能。これはテザーと同じ(テザーは価格が下落しなかったかな?)
・マネロン対策は最も大事。私達は3年半両替商を営んできた。その過程で「犯罪収益移転防止法」「外国為替法」などに遵守した形で行ってきた。
・法令に従い200万円以上の現金を払い出す時は必ず本人確認を行う。金額だけでなく、疑わしい取引や同種の取引と著しく異なった取引、ハイリスク取引には法令に従い確認する
・暗号通貨どうしの交換は世界共通の基準があるようで香港の法令に従う。14,000USドルまでが交換上限。ただこれを繰り返す人はアラートであぶり出して本人確認を求める。
・暗号通貨の送金も香港の法令に従う。本人確認のいらないレベルは約1,000USドルにする。
・本人確認(KYC)を済ませるとそれ以上の交換や送金が可能
・ただしリリース1期ではKYCができないので高額取引ができない。2期からになる
・プライベートネットワークを組んでいるため、特定の口座を直ちに停止させることができる。そうなると入れることも出すこともできなくなる。
・既存の仮想通貨は一度移転すると取り返せない止めれないから、流出事件が起きても流出したままだった。
・しかしxcoinは現金を持っているため、裁判で取戻せる可能性がある
・取引情報の開示は警察当局・税務当局に協力する

・世界の流れとしては今後は必ずステーブルコインを多くの人が使うようになる
・それが他所の国が出すものを日本人が皆使うのか、それとも日本企業が出したものを日本人が円を使うだけでなく、アフリカや欧米でも日本の会社が出したものを使うようになるのか、これは大きな違いがあると思う。
・またこれはシステム開発だけでなく、母体が両替商であるからできること。つまり顧客はウォレットの中でxドル→x円→xユーロ→x元といったように自由に交換できるわけだが、そうすると発行残高がずれてくる。だから私達は反対の売買を常に裏で行っている
これを真似しようと思うと同じようなブロックチェーンを作ったところで、156通貨の交換を大量にこなせる会社じゃないと運用ができない。だから同じような事をしようとしても参入障壁がある。こう考えている。

・xウォレット内で両替をする場合はスプレッドはMAX2%、おおむね1%以下になる。これは銀行よりも安い。だからどこで両替するよりもxウォレット内で両替するほうが安い
・香港のxウォレットにはイーサリアムを入れる。イーサリアムからxcoinを買うことができる。その逆もできる。だから将来的には現金に変えなくてもイーサリアムとxcoinだけで生活できるようになるかも

・私達は日本において仮想通貨交換業の取得も目指している。取得できれば日本版xウォレットにもイーサリアムやビットコインを入れられる

・世界には159通貨あるが、北朝鮮ウォンとイランディナールとベネゼエラボリバル
・156の法定通貨とxcoinは交換できる(156種類のステーブルコインが発行できる)
・送金が4秒(ちなみにEXコインは0.2秒)
・プライベートのブロックチェーンを開発
・自社開発のBCだから管理できるので盗まれても取戻せる可能性が他のステーブルコインより高まる
・銀行口座を持たない人が多いアフリカをターゲットにしている(EXコインは既に複数の国と話が進んでいる。メディアにも出演済み。)
・専用のXcoinWalletで自由に交換可能
・大きな額を交換したい時は時間がかかるので事前に連絡を!
・特に弱小通貨は保管してる現金が少ないため数日かかる
・リブラは大企業が構想を発表したから世界から叩かれた
・だからステーブルコイン構想はベンチャー向き
・利用者数の目標はなし
・テストアプリは7000人
・早い段階で100万人を突破するのが一里塚
・銀行預金してたとして1兆円ほどの規模になると預けてる銀行が潰れたら?に関する質問には「まだその規模までは想定していない」と竹田氏は回答
・国内の金融機関とは大手と地方で数社話はしたが、まだ提携には至っていない。1年前までステーブルコインについて金融機関の人間は何も知らなかった。今年になってようやく話ができるようになった、というところ。

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