トランザクションとは取引のこと
トランザクションを簡単に説明すると取引の事です。
もう少し詳しく説明すると、お金を送金する一連の流れのことです。
例えばEさんからXさんに3万円送金したとすると、この一連の流れがトランザクションです。
言い換えると、お金の移動の始まりから終わりまでをトランザクションといいます。
なのでEさんが送金した部分だけをトランザクションとはいいませんし、Xさんの口座に着金した部分だけでも同様にトランザクションとはいいません。
あくまでもEさんから3万円をXさんに送った全ての流れをトランザクションといいます。
次の図を見ると分かりやすいと思います。(慣れないながら、かなり一生懸命作りました!!汗)
トランザクションはなぜ一連の流れを1つにまとめるのか?
なぜトランザクションは一連の流れを1つにまとめないといけないのか?
結論から言うと、お金を宙に浮かせないためです。
例えば、Eさんの口座からきちんと3万円引き落とされても、途中で何らかのエラーが起きてXさんの口座にはお金が入ってなかったとすると、この3万円は宙に浮く事になります。
宙に浮いたお金はいったい誰のもの?・・・
と、ならないためにお金の動きを最初から最後まできちんと確かめるためにこの一連の流れを一つにまとめているんです。
これがトランザクションです。
そしてトランザクションは一連の流れを1つにまとめているため、途中でエラーが起きたとしてもEさんの口座から一度引き落とされたお金は元に戻ります。
上の図でいえば、Eさんの残高は3万円に回復するということです。
これはトランザクションが一連の流れを1つにまとめているからできるわけです。