EXコイン資産が50%以下にならない仕組み
EXコインの特徴の一つとして、投資した資産の50%以下にならないというものがあります。
ざっくり説明すると、例えば1EXコインを100万円で買ったとしても、50万円以下にならないという意味です。
理由はEXコイン側が50%分を購入できるだけのお金(USドル)を常に保管しているからです。
もし価格が暴落しても50%のところで、EXコイン側が自分でEXコインを買い取ります。これを専門用語で買いオペ(買いオペレーション)と言います。
もう少し細かく解説すると、EXコインは過去の最高値を1ドル更新する毎に中央銀行(EXコインの発行元)が、EXコインを発行します。この時、最高値で売れるのはEXコイン側のみです。
他のEXコイン所有者は売れません。
よって、この最高値で売れた分の資金(USドル)はそのまま中央銀行(EXコインの発行元)に保管されます。
そして価格が下落した時に50%のところで、この貯めておいたUSドルで買い支えるわけです。
もし難しいなと感じる人は「理由はEXコイン側が50%分を購入できるだけのお金(USドル)を常に保管しているから」と覚えていて下さい。これだけでも十分です。
中央銀行といっても、日本橋にある日銀ような建物があってその中で人間が働いているというものではありません。デジタルです。デジタル中央銀行です。コンピュータが勝手に働いてくれてます。
具体例①(基礎編)
それでは具体的に数字を使って解説します。僕も素人で、房さんや仮想通貨に詳しい方の動画やブログを見まくって解説しているので、間違っていたらごめんなさい。そこらへんはお許しを!
まずはEXコインの条件を覚えてから具体例に入ります。
【EXコインの条件】
- 過去の最高値を1ドル更新する毎に1枚コインが発行される
- コインを発行するのはデジタル・セントラル・バンク(デジタル版の中央銀行)
- 過去の最高値の50%付近で買いAIが自動で買いオペをする
【具体例①】
市場にEXコインが1枚ずつ、合計10枚発行されます。
この時大切なのは、一気に10枚発行されるのではないということです。価格が過去の最高値を更新するたびに中央銀行からEXコインが1枚発行されます。
ここでは価格は常に最高値を更新している状態です。
- 1枚目EXコイン:1ドル(過去最高値)
- 2枚目EXコイン:2ドル(過去最高値)
- 3枚目EXコイン:3ドル(過去最高値)
- 4枚目EXコイン:4ドル(過去最高値)
- 5枚目EXコイン:5ドル(過去最高値)
- 6枚目EXコイン:6ドル(過去最高値)
- 7枚目EXコイン:7ドル(過去最高値)
- 8枚目EXコイン:8ドル(過去最高値)
- 9枚目EXコイン:9ドル(過去最高値)
- 10枚目EXコイン:10ドル(過去最高値)
そして現在、市場には10枚のEXコインが発行されました。中央銀行に入ってきたお金は全部で55ドルです。
これを中央銀行は保管しておきます。
価格は常に最高値で更新し続けてますよね。EXコインは過去最高値の場合はEXコイン側(中央銀行)がEXコインを発行し、他の所有者はその最高値では売ることができませんでしたよね。
そしてここから何らかの原因(例えばフェイクニュースで「EXコイン暴落!」とか)で価格が暴落したとします。
ずるずる暴落し50%の5ドルまで落ちたとします。すると、EXコイン側が市場に出ている10枚を50ドルで購入するわけです。
計算式は以下の通りです。
【5ドル(現在の価格)✕10枚(市場に出回っているコインの枚数)=50ドル】
この市場のEXコインを買い取る50ドルは誰が支払うのか?
そう、中央銀行が保管していましたね!中央銀行はEXコインを発行するたびにそのお金を保管しており、今回の場合は全部で55ドルでした。
この55ドルの資金で買い支えるわけです。これを買いオペと言うんでしたね。
具体例②(応用編)
次はもう少しリアルな市場に近づけた例を出してみましょう。
市場は常に最高値を更新しませんよね。一般的に価格は最高値に行かない間でうろちょろしますよね。
あれを簡単に再現してみます。
以下の取引を見て下さい。
【具体例②】
- 1枚目EXコイン:1ドル(過去最高値)
- 2枚目EXコイン:2ドル(過去最高値)
- 3枚目EXコイン:3ドル(過去最高値)
- 4枚目EXコイン:2ドル
- 5枚目EXコイン:1ドル
- 6枚目EXコイン:4ドル(過去最高値)
- 7枚目EXコイン:5ドル(過去最高値)
- 8枚目EXコイン:6ドル(過去最高値)
- 9枚目EXコイン:7ドル(過去最高値)
- 10枚目EXコイン:8ドル(過去最高値)
- 11枚目EXコイン:9ドル(過去最高値)
- 12枚目EXコイン:10ドル(過去最高値)
4枚目と5枚目の取引は最高値を更新していませんよね。
この時の計算はどうなるのか?リアルな市場はこのように常に最高値を更新しませんよね。
この場合の計算は以下の通りです。
【5ドル(現在の価格)✕10枚(市場に出回っているコインの枚数)=50ドル】
あれ?具体例①の式と同じですよね?
そうなんです。全く同じです。
まずEXコインの枚数を数えてみましょう。
そう、答えは12枚ですよね?
いいえ、違います。枚数は全部で10枚です。
理由は中央銀行は最高値を更新した時にだけコインを発行するからです。
4枚目と5枚目の取引は最高値を更新していませんよね。つまりこれは、EXコインの所有者と誰かが売り買いしたに過ぎません。所有者が変わっただけで、市場に出回っているコインは増えても減ってもいません。
もちろんお金も中央銀行に入ってきておらず、コインを売った人に渡っているわけです。
市場のコインの枚数は同じなので、中央銀行に保管されているお金も55ドルのままです。
ここで暴落させてみます。フェイクニュースで「EXコイン暴落!」と流れました。
暴落し始め50%まで下落します。
するとシステム(買いオペ)が発動し、買い支えます。今回もEXコインの最高値は10ドルなので、50%の価格は5ドルです。
これで計算すると以下の通りです。
【5ドル(現在の価格)✕10枚(市場に出回っているコインの枚数)=50ドル】
ほら、同じですよね。
つまり市場でやり取りされた分は単にコインの所有者が変わっただけなので、計算に含める必要はないんです。
中央銀行のお金が減るわけでも増えるわけでもないんです。コインも同様に中央銀行は発行もしないし買取もしていませんからね。
どんなにぐねぐね複雑なチャートを描いたとしても、最高値を更新しない売買は所有者の変更に過ぎないので計算に入れなくていいんです。
重要なのは最高値を更新した時にだけ中央銀行がEXコインを発行し、その売った分のお金(ドル)を保管しておくことなのです。
この保管したお金が買い支えの資金として使われるのです。
だからEXコインは投資した分の50%以下にはならないんです。
具体例③(これで完璧?りんごで例える編)
理解した人はここは飛ばして下さい。最後に理解を深めるためにリンゴで計算してみましょう。
【具体例③】
ある果物屋さん、ん~どうせなら千疋屋(東京にある超高級果物屋さん)にしましょう。リンゴの品種はEXコインの開発者である房さんと日下部さんに敬意を払い「EXりんご」とします。
開発には特許が14以上認められている超貴重なりんごです。
この貴重な美味しいEXりんごを千疋屋は10個仕入れました。
限定なので売り方は最高値を更新した客だけに売ることにしました。
どうしても欲しいけど、最高値は出せないという人は購入済みのお客と交渉して売ってもらうこととします。
そして最終的に10個全て売れました。
市場の取引(EXりんごの動き)は以下の通りです。
- 1個目EXりんご:100円(過去最高値)
- 2個目EXりんご:90円(客同士で売買)
- 3個目EXりんご:200円(過去最高値)
- 4個目EXりんご:300円(過去最高値)
- 5個目EXりんご:250円(客同士で売買)
- 6個目EXりんご:290円(客同士で売買)
- 7個目EXりんご:400円(過去最高値)
- 8個目EXりんご:370円(客同士で売買)
- 9個目EXりんご:500円(過去最高値)
- 10個目EXりんご:600円(過去最高値)
- 11個目EXりんご:700円(過去最高値)
- 12個目EXりんご:800円(過去最高値)
- 13個目EXりんご:900円(過去最高値)
- 14個目EXりんご:1,000円(過去最高値)
さぁ、市場には全部でEXりんごは何個出回ったでしょう?
はい、正解!14個ですね。
正解したあなたは具体例①からやり直して下さい。
本当の正解は10個ですよ!
そもそも千疋屋さんは10個しか仕入れていませんよね。
なので10個しか売っていません。つまり市場には10個しかEXりんごは出回っていません。
残りの2、5、6、8個目の取引は客同士のやりとりです。
千疋屋さんは無関係です。単にEXりんごの所有者が客から客へ変わっただけです。
それでは千疋屋さん(EXコインなら中央銀行の役割)にいくら入ったか(保管されているか)を計算してみましょう。
EXりんごは全部で10個、100円から1,000円まで売れたので合計5,500円千疋屋さんに入りました。(保管されました)
ここで悪いライバル店がフェイクニュースを流します。
「おーい千疋屋のEXりんごが腐ってたぞ~」
千疋屋さんごめんさない!そもそもあんな目利きを売りにしているお店でありえませんけどね!皆さん果物といえば千疋屋をよろしくお願いします!いつか千疋屋のくだものを躊躇なく買える男に俺はなる!
さて、戻りましてフェイクニュースに騙された客が我先にとEXりんごを他の人に安く売り逃げようとします。
するとあれよあれよと1,000円まで最高値を更新したEXりんごは50%の500円にまで下落しました。
ここで千疋屋の凄腕販売員AIさんが買い戻します。(=これが買いオペ)
資金はもちろんEXりんごを売り上げて保管していた5,500円です。
現在のEXりんごの価格は500円。市場に出回っている数は10個。
つまり式はこうなります。
【500円(現在の価格)✕10個(市場に出回っているEXりんごの数)=5,000円】
5,500円あれば全て買い戻せますね。
いかがでしょう?理解できましたか?
もしこれで理解できなかったら、冒頭でも話したように「資産を50%保全できる理由はEXコイン側が50%分を購入できるだけのお金(USドル)を常に保管しているから」と覚えていて下さい。これだけでも十分です。
ちなみに後日談があります。
EXコインの未来はこんな感じ
その後、千疋屋さんは買い戻したEXりんごを再び売ります。今度はさらに20個30個と仕入れも増やしました。
「買い戻してくれるなんてやっぱり千疋屋さんは安心だね!」「千疋屋最高!」「やっぱり果物は千疋屋だね!」とさらに評判が上がり、どんどん客がやってくるようになりました。
そして最高値が1,000円だったEXりんごも1,500円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円と徐々に最高値が更新されていきました。
途中で何度かライバル店が同じように邪魔しに入りますが、その都度、凄腕店員のAIさんが保管していたお金で市場からEXりんごを買い戻しました。
そうしているうちに、市場には「千疋屋は何があっても半値以上では買い戻してくれる=安心できる」という認識が広まっていきましたとさ。
後日談はただの例え話ではありません。
実際に房さんたちはこの戦略でEXコインを広めようとしています。
広告をばんばん打って広めるのではなく、信頼できる仕組みを作って実際に利用してもらって口コミで広めていくんです。
そしてある時点を堺に、一気に広まるという流れです。
実際にもう日本を含め世界の国々がEXコインの凄さを認識し、要人たちが房さんにアポを取っています。シリコンバレーでは次のユニコーン企業はEXコインの特許を持っているGVE(房さんがCEOを務める会社)ではないかと言われています。
ウォーレン・バフェットと同じ手法(既に市場で実証済み)
千疋屋さんの買い戻す手法は実はあの世界一の投資家ウォーレン・バフェットも行っています。
分かりやすくざっくり例えると、バフェットは自社株(バークシャー・ハサウェイ株)が12兆円まで下がれば自社株買いをすると発表します。(実際に毎年行っています)
すると、バフェットが発言した途端に他のファンドが12兆円以下にはならないと捉えてバークシャー・ハサウェイ株を買います。
そうすると株価は12兆円以下にはならないわけです。結局、バフェットは自社株買いはしないで済むわけです。
これは金額こそ分かりやすくしていますが、内容は実際にバフェットが毎年起こっていることです。投資の神様は投資家心理を熟知しています。
この自社株買いがEXコインでいう買い支え(買いオペ)とうわけです。
このバフェットの手法をEXコインも取り入れているし、実際にバフェット同様に株価が落ちても50%のところで買い支えることができる資金をきちんと確保しているからこそ成り立つわけです。
買いオペする資金が無ければ誰も信じませんからね。
実際に買い支えるだけの資金があるからこそ、市場はこの「買いオペをする」というシステムを信じることができるわけです。
口だけで買いオペすると謳って広告で煽って資金を集める詐欺仮想通貨も多いようですが、それとは全く違います。思想も仕組みも全く違います。真逆です。
だから広告などしなくても、このEXコインが安全な通貨として使える仕組みであると認識した人から徐々に自然と広まっていっているわけです。
今日の解説は以上です。
僕も素人ながらネットで情報かき集めて理解したつもりでここに書いています。
もし間違っていたらごめんなさい。
あ、りんごといえば歩いて日本縦断している時に青森で巨大なりんごを8個くらいもらったな~。美味しかったけど、既に荷物が50kgあったから凄く重くて大変でだったなぁ・・・。その後は雪に打たれて大変でしたが何とか無事宿に逃げ込めました。
以上、今日もあなたの幸運を願いつつ、さよなら!
幸運を!